今週も神様、仏様、ルメール様でした。
ルメール騎手とデムーロ騎手の勢いの差が出たようなレースでしたね。
着順 | 馬番 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | 着差 | 上り3F | 人気 |
1 | 4 | レイデオロ | 牡4 | 58 | ルメール | 1.56.8 | 33.6 | 2 |
2 | 9 | サングレーザー | 牡4 | 58 | モレイラ | 1 1/4 | 33.4 | 4 |
3 | 10 | キセキ | 牡4 | 58 | 川田将雅 | ハナ | 34.7 | 6 |
4 | 7 | アルアイン | 牡4 | 58 | 北村友一 | 1 | 34.5 | 5 |
5 | 11 | ミッキーロケット | 牡5 | 58 | 和田竜二 | ハナ | 34 | 8 |
6 | 12 | サクラアンプルール | 牡7 | 58 | 田辺裕信 | 2 1/2 | 33.8 | 10 |
7 | 6 | マカヒキ | 牡5 | 58 | 武豊 | 3/4 | 33.7 | 3 |
8 | 3 | ヴィブロス | 牝5 | 56 | 福永祐一 | ハナ | 34.7 | 7 |
9 | 1 | ステファノス | 牡7 | 58 | オドノヒ | 2 1/2 | 35.2 | 9 |
10 | 5 | スワーヴリチャード | 牡4 | 58 | M.デム | 1 1/2 | 34.1 | 1 |
11 | 13 | アクションスター | 牡8 | 58 | 大野拓弥 | 8 | 35.3 | 12 |
12 | 2 | ブラックムーン | 牡6 | 58 | 横山典弘 | 2 1/2 | 36.1 | 11 |
消 | 8 | ダンビュライト | 牡4 | 58 | 戸崎圭太 | —— | —- | 0 |
RAP:12.9 – 11.5 – 11.8 – 11.5 – 11.7 – 11.6 – 11.3 – 10.9 – 11.6 – 12.0
(前後半3F:36.2 – 34.5)
【ざっくりレース内容】
スタート
スワーヴリチャードが半歩出遅れ。マカヒキと接触し、更にレイデオロと挟まれ後方へ。
好ダッシュを決めたヴィブロスをキセキが外から交わし先頭へ。
スタート~向こう正面
キセキが先頭
2番手中目にアルアイン
3番手内目にヴィブロス、中目にステファノス
内目にミッキーロケットを挟み
その後ろ中目にレイデオロ、更に後ろ中目にサングレーザーと続く
スワーヴリチャードは後方2番手内目
向こう正面~直線(3・4コーナー)
キセキがマイペースで先頭
2番手に中目アルアイン
3番手に内目にヴィブロス、中目にステファノスと隊列は変わらず。
その後ろ内目にミッキーロケット、中目にレイデオロ
更に後ろ中目にサングレーザー
スワーヴリチャードは後方2番手内目
直線
中目キセキが粘るところに、外目レイデオロが強襲しハナ差V
更に大外からサングレーザーが伸び、キセキをハナ差交わし2着
2番手から粘った内目アルアインは4着
レイデオロと同じ位置からミッキーロケットは少し伸びて5着
スワーヴリチャードは残り200mから流して10着に沈む
【短評】
1着 レイデオロ
今週も「ルメールかい!」でした。
好枠から好ポジションをキープ。直線で外に出し完勝。
なんの文句も無い完璧な競馬でした。
強い馬に騎手、厩舎、生産者、枠、人気等が揃うとあっさり勝てる典型的なレースですね。
マークはスワーヴリチャードにいっていたのでルメール騎手も競馬がしやすそうでした。
次走はJCですかね。今回が上手く行き過ぎていて、次回は好転する材料は少ないので過大評価は禁物です。
2着 サングレーザー
最終コーナーでレイデオロに少し置いて行かれた分負けましたね。
ただ最終コーナーで動いて最後まで足が持つのは、G1馬じゃないと厳しいのでよく頑張りました。
マジックマンを起用するあたり、気配も良く色気を持っていたって事でしょう。
次回は香港カップですかね。距離&能力的にちょっと厳しそうな気がしますが、頑張ってほしいですね。
3着 キセキ
ヴィブロスが好スタート決めた外から先手を主張。
前半3F(特に3F目)はペースを落とし、残り7F勝負に持ち込みました。
溜めて競馬をしたい馬達に脚を溜めさせない好騎乗でした.
キセキの成長もありますが、過去記事通り川田騎手は逃げ先行はやっぱり上手ですね。
【考察】川田騎手
次走はJCとの噂ですね。JCでは川田騎手は先約が居るので乗り替わりです。
次走は今走とは違い経済コースを通れなさそうなので厳しそうです。
4着 アルアイン
2番手からジリジリ伸びるも掲示板まででした。
この距離ではG1は厳しそうです。
次走はマイルCSとの噂ですので、距離短縮が良いほうに出ればいいですね。
今走は楽な競馬だったので次走が人気になるようだったら、疑って入りたいです、
5着 ミッキーロケット
レイデオロと同じ位置から少し伸びて5着。
このクラスでは切れ味勝負は分が悪いですね。
次走はJCみたいですが、積極策を取らないとかなり厳しいと思います。
6着以下 で思ったこと。
マカヒキとスワーヴリチャードの接触は故意ではなさそうです。
道中マカヒキはスワーヴリチャードの外目をぴったり追走。
コーナーでも内側に閉じ込めました。武豊騎手は出来ることを全てやった騎乗でした。
今のマカヒキはこの距離ではこの成績までが限界かなと思います。
スワーヴリチャードは出遅れ、道中閉じ込められる、直線で伸びないの3重苦の競馬でした。
ラスト200Mは流していましたね。
1番人気を背負った馬の宿命かと思いますが、かなり辛い競馬でした。
次走はJCみたいです。人気が落ちそうですが距離が不安ですね。
次走のねらい目
レイデオロ○(いろいろ上手く行き過ぎた。次走は過信はダメ。)
サングレーザー△(距離不安。鞍上変更注意。)
キセキ△(かなり上手く立ち回った。次走は過度の期待はダメ。)
アルアイン△(距離短縮はよさげ。)
ミッキーロケット△(この距離だとメンバー厳しい。)
マカヒキ△(この距離厳しい。別路線検討か?)
スワーヴリチャード△(次走は今走よりも好転しそう。ただし距離不安。)
JCは天秋組が人気するようだったら別路線組狙いを検討してもよさそう。