G1複数開催の第2弾です。
上位3頭が人気を分け合っていましたが、結果はどうなったでしょうか。
着順 | 馬番 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | 着差 | 上り3F | 人気 |
1 | 8 | ケイティブレイブ | 牡5 | 57 | 福永祐一 | 1.56.7 | 37 | 3 |
2 | 14 | オメガパフューム | 牡3 | 55 | 和田竜二 | 3/4 | 36.7 | 2 |
3 | 4 | サンライズソア | 牡4 | 57 | ルメール | 1 | 38.4 | 1 |
4 | 9 | ノンコノユメ | セ6 | 57 | 内田博幸 | 1/2 | 36.3 | 5 |
5 | 7 | サウンドトゥルー | セ8 | 57 | 大野拓弥 | 3/4 | 36.8 | 7 |
6 | 5 | アスカノロマン | 牡7 | 57 | 太宰啓介 | ハナ | 37.3 | 14 |
7 | 15 | テーオーエナジー | 牡3 | 55 | 岩田康誠 | 1 3/4 | 38.6 | 10 |
8 | 6 | マイネルバサラ | 牡5 | 57 | 戸崎圭太 | 1 1/2 | 38.5 | 13 |
9 | 2 | タガノゴールド | 牡7 | 57 | 下原理 | 1/2 | 37.7 | 16 |
10 | 13 | オールブラッシュ | 牡6 | 57 | C.デム | ハナ | 38.5 | 11 |
11 | 1 | センチュリオン | 牡6 | 57 | 幸英明 | 1 3/4 | 38.4 | 8 |
12 | 11 | カツゲキキトキト | 牡5 | 57 | 大畑雅章 | 1 1/4 | 37.9 | 15 |
13 | 12 | アポロケンタッキー | 牡6 | 57 | M.デム | 1 1/2 | 38.1 | 4 |
14 | 10 | テイエムジンソク | 牡6 | 57 | 古川吉洋 | 3 | 40.3 | 6 |
15 | 16 | クリソライト | 牡8 | 57 | 武豊 | 2 | 38.6 | 9 |
16 | 3 | シュテルングランツ | 牡7 | 57 | 的場文男 | 8 | 40.7 | 12 |
LAP:7.1-11.2-11.9-12.9-12.2-11.5-11.8-12.2-12.7-13.2
(前後半3F:36.65 – 38.1)
【ざっくりレース内容】
スタート
4番のサンライズソアがマイペースで先頭へ。
3番のシュテルングランツが押して2番手へ
15番のテーオーエナジーも押して3番手へ。
スタート~向こう正面
内目サンライズソアが先頭。
2番手に中目にテーオーエナジー
3番手内目にシュテルングランツ、外目にテイエムジンソク
4番手中目にマイネルバサラ、5番手外目にオールブラッシュの先頭集団
2馬身後ろ中目にセンチュリオン、その後ろ中団先頭外目にケイティブレイブ
その更に後ろ大外にオメガパフューム
中団後方中目にサウンドトゥルー、最後方ポツンと中目ノンコノユメ
向こう正面~直線(3・4コーナー)
中目のテイエムジンソクが仕掛け、内目サンライズソアと2頭先頭。
外目から2番手もテーオーエナジー仕掛ける。
垂れた残りの先行馬3頭を外目から交わしていくケイティブレイブ
その更に後ろを追走する外目オメガパフューム
中団後方内目にサウンドトゥルー、最後方から大外にぶん回すノンコノユメ
直線
テイエムジンソクが垂れて、内目サンライズソアと中目テーオーエナジーの叩き合い。
叩き合いをサンライズソアが制した所に、外目からケイティブレイブが差し切りV。
その後ろを追走した外目オメガパフュームが2着。
何とか粘ったサンライズソアは3着。
大外をぶん回したノンコノユメが4着、イン突きした内目サウンドトゥルーが5着。
強襲した2頭は届かずで決着。
【短評】
1着 ケイティブレイブ
スタート直後の先行争いには参加せず、中団先頭で終始外目を追走。
直線では4番手に付けて差し切り勝ち。
帝王賞の出遅れVで戦法の幅が出ていたこと、サンライズソアが厳しい早仕掛け競馬だったのが上手く嵌りました。
先行争いがもう少し楽だったら、サンライズソアが粘っていて際どい勝負になっていたと思います。
相手に合わせて無理な先行争いをせず先行~好位のポジションで折り合い、最速では無くても上位クラスの脚を使っての勝利が板についてきました。
今後も大きく崩れる事はなさそうです。
次走のチャンピオンCは人気になるでしょうが、今回と同じレベルのパフォーマンスを見せてくれそうです。
ですが、年末の東京大賞典は相手次第では苦戦するかも。
2着 オメガパフューム
スタートは普通で、いつも通りの後目からの競馬になりましたが、コーナーで加速し直線で伸びました。
1コーナーでは先行馬が多くいた事もあってか、ケイティブレイブの後ろのポケットにスッポリと収まれました。
外枠の割には不利なく回れたのはラッキーでしたね。
今後は先行力が付くともっと楽な競馬が出来ると思いますので、成長に期待です。
先が楽しみな3歳馬です。
次走は未定ですね。現状だと東京大賞典が向いてそうかな。
降級制度が無くなったので、そこまで賞金にシビアにならずレース選択が出来そう。
3着 サンライズソア
スタートは普通でしたが他の馬の出方を伺いながら先頭へ。
残り1000mからテイエムジンソクに仕掛けられ早めのスパート。
直線は粘るも3着。と厳しい競馬でしたね。
1番人気と好調ルメール騎手騎乗が、この馬のマークをきつくしました。
着差ほど負けてはいないと思います。
次走はチャンピオンCです。うーん。コース的にあうのかな?
先行争いが易化して、人気が落ちるのであれば連化には買いたいです。
4着 ノンコノユメ
最後方ポツンから大外ぶん回してきました。
末脚は現状トップ3には入ると思います。
後方一気だと京都コースは厳しいですね。
セン馬になり体調も安定してきました。
チャンピオンCでは死んだふりをしてもらって、東京大賞典では期待しましょう。
5着 サウンドトゥルー
後方からイン突きで5着。
昔よりも切れ味が鈍ったように感じられます。
このクラスでは厳しいと思います。
6着以下 で思ったこと。
テイエムジンソク
残り1000mから仕掛けました。
ナイスファイトです。
ただスタートから先頭を取りに行ったほうがもう少し残せたと思います。
一時期の勢いがなく、立て直すまでに時間が掛かりそうです。
(鞍上交代も視野に、立て直してほしいです。)
オールブラッシュ
スタートして先行して外々回る。
鞍上は期待されているんだし、もう少し工夫しても良かったのでは?
アスカノロマン
道中はケイティブレイブの内側を走るも、仕掛けどころで置いて行かれる。
コーナーでは最内を通ることでロスを減らし、直線ではそこそこ伸びる。
太宰騎手は完璧な騎乗でしたが、昔ほどの切れ味が無くなってますね。
少し悲しい。。
チャンピオンCはルヴァンスレーヴとゴールドドリームが参戦してくるので、馬券は堅そうですが面白いレースが見られそうです。
次走のねらい目
ケイティブレイブ▲(次走も楽しみ。)
オメガパフューム▲(次走も楽しみ。)
サンライズソア▲(しんどいレース。1番人気で無ければ。)
ノンコノユメ△(直線が長いコースなら。)
サウンドトゥルー×(このメンバーだと厳しい。)
テイエムジンソク×(立て直しor鞍上強化まで見。)
オールブラッシュ×(あの鞍上では食指が動かない。)
アスカノロマン×(ピークは過ぎたのかな。)
ダート中距離路線は層が厚いですが、世代交代の波が来そうな予感。