G1複数開催の第3弾です
ここを勝ってチャンピオンズカップを勝ったサンビスタもいます。
今後羽ばたく馬は居るのでしょうか?
着順 | 馬番 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | 着差 | 上り3F | 人気 |
1 | 16 | アンジュデジール | 牝4 | 55 | 横山典弘 | 1.50.4 | 37.3 | 6 |
2 | 4 | ラビットラン | 牝4 | 55 | M.デム | 頭 | 37.3 | 1 |
3 | 15 | ファッショニスタ | 牝4 | 55 | 大野拓弥 | 1/2 | 36.3 | 5 |
4 | 3 | クイーンマンボ | 牝4 | 55 | ルメール | 1/2 | 37.2 | 2 |
5 | 13 | アンデスクイーン | 牝4 | 55 | 松若風馬 | 2 1/2 | 37 | 12 |
6 | 8 | ビスカリア | 牝6 | 55 | 森泰斗 | ハナ | 36.6 | 13 |
7 | 2 | フォンターナリーリ | 牝5 | 55 | C.デム | 5 | 38.5 | 3 |
8 | 1 | アイアンテーラー | 牝4 | 55 | 浜中俊 | 1 1/4 | 39.5 | 7 |
9 | 6 | ジュエルクイーン | 牝6 | 55 | 岩田康誠 | 3 | 38.9 | 15 |
10 | 10 | プリンシアコメータ | 牝5 | 55 | 武豊 | 頭 | 39.6 | 4 |
11 | 12 | ブランシェクール | 牝5 | 55 | 御神本訓 | 1 3/4 | 39.1 | 10 |
12 | 9 | サルサディオーネ | 牝4 | 55 | 丸山元気 | 1 1/4 | 40.4 | 9 |
13 | 11 | リエノテソーロ | 牝4 | 55 | 吉田隼人 | クビ | 39.4 | 11 |
14 | 5 | ラインハート | 牝7 | 55 | 笹川翼 | クビ | 39.1 | 14 |
15 | 14 | ディアマルコ | 牝5 | 55 | 佐原秀泰 | クビ | 38.2 | 16 |
16 | 7 | カワキタエンカ | 牝4 | 55 | 池添謙一 | 大差 | 42.6 | 8 |
LAP:12.1-10.9-12.5-12.5-12.4-12.2-12.5-12.3-13.0
(前後半3F:35.5 – 37.8)
【ざっくりレース内容】
スタート
押して7番カワキタエンカ、出鞭の9番サルサディオーネが主張するも、1番アイアンテーラーが好ダッシュから先頭を奪取。
10番プリンシアコメータは争いに参加できず、外々を回る。
15番ファッショニスタは出足が付かない。
スタート~向こう正面
最内アイアンテーラー、内目カワキタエンカ、中目サルサディオーネ、
番手最内プリンシアコメータと続く。
後続集団とポケットが出来た所の最内をアンジュデジールがゲット。ラビットランがピタッと内目横に付く。
その後ろに最内フォンターナリーリ、内目クイーンマンボ、中目ブランシェクールと続く。
ファッショニスタは後方外目を追走。
向こう正面~直線(3・4コーナー)
最内アイアンテーラー、内目サルサディオーネが先頭
2番手最内プリンシアコメータを閉じ込めながら、内目アンジュデジールが中目カワキタエンカを交わし、ラビットランは外目を回る。
後続の最内フォンターナリーリ、中目クイーンマンボは少し遅れる。
ファッショニスタは後方から大外をぶん回す。
直線
中目アンジュデジールと外目ラビットランが先頭2頭を交わしマッチレース。
直線までロスなく競馬したアンジュデジールが頭差でV。横山典騎手は左手を天高く突き上げガッツポーズ。
大外を追い込んだファッショニスタが3着。コーナーで少しロスしたクイーンマンボが4着。
ファッショニスタの前で競馬をしていたアンデスクイーンが5着。
【短評】
1着 アンジュデジール
横山典騎手の渾身の騎乗でした。今年のベストレースかもしれない。
大外枠不利の中、先行争いとマイペースの馬達の間をスルスルとM.デム騎手の欲しいポジションをゲット。
3コーナーでは最内プリンシアコメータを内側に閉じ込めながら、中目カワキタエンカを外に押し出し、外目ラビットランをにロスをさせる。
そしてカワキタエンカを使って、後続の最内フォンターナリーリの仕掛けを遅らさせ、中目クイーンマンボは外を回させる。
更に4コーナーでは最内アイアンテーラー、内目サルサディオーネの外に出し、ラビットランに大外を回らさせ、直線までにロスが無いように最内まで切り込む。
神業ですね。一つでも失敗すると着外もあっただけに素晴らしい騎乗でした。
能力はラビットラン>アンジュデジールだと思います。
操縦性の高さが要求されるコースになった時までは慎重に購入したいです。
2着 ラビットラン
好枠を引くも欲しいポジションをアンジュデジールに全部奪われました。
能力は高いので次走も期待です。
それにしてもG1M.デム騎手は秋G1でピリッとしませんね。
本人のいい所を生かせない競馬が続いています。
3着 ファッショニスタ
後方一気だったので横山乗騎手の策に嵌る事なく突っ込んで来れました。
戦法の幅が出た事は良い事ですが、G1のタイミングで川田騎手から大野騎手への乗替理由が気になります。
次走も楽しみです。
4着以下 で思ったこと。
クイーンマンボ
コーナーでロスした分4着になりましたが、上位とは差がある競馬でした。
プリンシアコメータ
力負けですね。先頭取れず1コーナーで外々を回りましたがすぐに2番手最内に切り込みました。
武豊騎手の好判断だと思います。京都の武豊騎手は引き続き注意です。
次走のねらい目
アンジュデジール▲(操縦性が要求されるコースなら。)
ラビットラン◎(次走も楽しみ。)
ファッショニスタ▲(レースの幅が広がったのは〇。)
クイーンマンボ△(このメンバーだと厳しい。)
この路線はラビットラン1強かな。