2018年最後のレースです。
なかなかスゴイレースでしたね。
振り返ってみましょう。
着順 | 馬番 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | 着差 | 上り3F | 人気 |
1 | 5 | サートゥルナーリア | 牡2 | 55 | M.デム | 2.01.6 | 35.3 | 1 |
2 | 8 | アドマイヤジャスタ | 牡2 | 55 | ルメール | 1 1/2 | 35.6 | 2 |
3 | 1 | ニシノデイジー | 牡2 | 55 | 勝浦正樹 | 3/4 | 35.3 | 3 |
4 | 13 | コスモカレンドゥラ | 牡2 | 55 | 戸崎圭太 | 1 1/2 | 36.1 | 8 |
5 | 2 | ブレイキングドーン | 牡2 | 55 | 福永祐一 | ハナ | 35.9 | 4 |
6 | 11 | ヴァンドギャルド | 牡2 | 55 | C.デム | 頭 | 35.4 | 5 |
7 | 4 | ヒルノダカール | 牡2 | 55 | 松田大作 | 1/2 | 35.8 | 9 |
8 | 3 | キングリスティア | 牡2 | 55 | 内田博幸 | ハナ | 35.3 | 6 |
9 | 7 | ミッキーブラック | 牡2 | 55 | マーフィ | 2 1/2 | 36.1 | 7 |
10 | 10 | マードレヴォイス | 牡2 | 55 | 三浦皇成 | 1 1/2 | 36.2 | 13 |
11 | 9 | ジャストアジゴロ | 牡2 | 55 | 田辺裕信 | 1 1/4 | 36.5 | 10 |
12 | 6 | ハクサンタイヨウ | 牡2 | 55 | 松岡正海 | 2 1/2 | 36.7 | 12 |
13 | 12 | タニノドラマ | 牡2 | 55 | 池添謙一 | 大差 | 39.1 | 11 |
LAP:12.8-12.0-13.0-12.5-12.2-11.8-11.8-12.2-11.5-11.8
(前後半3F:37.8 – 35.5)
【ざっくりレース内容】
スタート~正面
5番サートゥルナーリアが好スタートから先頭へ。
1番ニシノデイジー、2番ブレイキングドーン、8番アドマイヤジャスタも付いていく。
大外から13番コスモカレンドゥラも先手を主張する。
出遅れ馬は3番キングリスティアのみ。
正面~向こう正面(1・2コーナー)
先頭は最内コスモカレンドゥラ
2番手内目サートゥルナーリア
3番手最内ニシノデイジー、中目アドマイヤジャスタ
4番手内目ブレイキングドーン、外目タニノドラマ
5番手最内ハクサンタイヨウ、中目ヒルノダカール
6番手内目ミッキーブラック、外目ジャストアジゴロ
7番手最内マードレヴォイス
8番手外目ヴァンドギャルド
2馬身離れて
9番手最内キングリスティア
向こう正面
先頭は最内コスモカレンドゥラ
2番手内目サートゥルナーリア、中目アドマイヤジャスタ
3番手最内ニシノデイジー、外目タニノドラマ
4番手内目ブレイキングドーン、中目ヒルノダカール
5番手最内ハクサンタイヨウ、外目ジャストアジゴロ
6番手内目マードレヴォイス、中目ミッキーブラック
7番手外目ヴァンドギャルド
2馬身後方に
8番手最内キングリスティア
向こう正面~直線(3・4コーナー)
先頭は最内コスモカレンドゥラ、半馬身後ろ内目アドマイヤジャスタ
2番手最内サートゥルナーリア、中目ブレイキングドーン、外目ヒルノダカール、大外ジャストアジゴロ
3番手内目ミッキーブラック
4番手最内ニシノデイジー、外目ヴァンドギャルド
5番手最内ハクサンタイヨウ、内目マードレヴォイス、中目キングリスティア
3馬身離れて付いていけない
6番手最内タニノドラマ
3コーナーでマードレヴォイス手綱を引く
(サートゥルナーリアが最内に移動→後ろの最内ニシノデイジーが少し距離を置くと、中目ミッキーブラックが内目に移動したため挟まれた)
直線
最内コスモカレンドゥラを直線入口で交わした内目アドマイヤジャスタが粘り込みを図る
中目ブレイキングドーンが襲い掛かるもジリ脚。
内目アドマイヤジャスタと中目ブレイキングドーンの間をサートゥルナーリアがこじ開ける。
内目ニシノデイジー、中目ヴァンドギャルド、外目ヒルノダカールも襲い掛かる。
しかし中目ヴァンドギャルドは挟まれて不利を受け失速。
(ヒルノダカールが内側に斜行&サートゥルナーリアが外側に斜行→ブレイキングドーンがよれる&前のブレイキングドーンが伸びない)
中目サートゥルナーリアが気合を入れるだけで流して堂々とG1初V。
内目アドマイヤジャスタが2番手から伸びて2着。
内目ニシノデイジーが伸びて3着。
粘った最内コスモカレンドゥラが4着。
ジリジリと粘った中目ブレイキングドーンが5着
【短評】
1着 サートゥルナーリア
怪物との噂に違わぬ圧巻の走りでした。
レースを振り返ると。
好スタートして先頭へ行くも1コーナー手前で交わされて2番手内目ポジションに。
向こう正面は2番手内目、3・4コーナーは2番手最内のロスのない場所を走る。
直線までじっと内目で我慢して、残り300mからスパート。
捲ってきた馬達の壁をぶち割ってノーステッキで完勝V
強いですね~
朝日杯覇者のアドマイヤマーズよりも強いと思います。
G1をノーステッキで勝った馬って過去居たのかな?
ちょっと次元が違いました。
今後の目標は皐月賞→ダービーですね。
皐月賞は直行です。
キャロットが春はルメール騎手で行くと発表しましたね。
厩舎担当者も変更されたとの噂もありますし、ノーザンファームは盤石の体制を敷いてきたのでしょう。
前目に付けられて気性が悪いタイプはルメール騎手は得意ですからね。
前に行けますし、上りも上位クラスを使える。
欠点は欠点らしい所が全勝馬のため見つかっていない所ぐらいでしょうか。
鉄砲の皐月賞は球節に疲れが出やすい事を考えると、良いローテーションだと思います。
ノーザンファームはしっかりと対策を立てつつ、本番のダービーに100%の標準を当ててきましたね。
(本番はダービーでしょうから、皐月賞用の馬を用意もありえる。)
ノーザンファームのダービー最有力候補はこの馬ですね。
なお降ろされたM.デムーロ騎手はアドマイヤマーズでクラシックを狙うようです。
2着 アドマイヤジャスタ
終始サートゥルナーリアをマークし、中目から早め先頭に抜け出し伸びて2着でした。
本来なら勝って良いレースでしたが、相手が悪すぎました。
ルメール騎手もプラン通りに乗れたハズなので完敗ですね。
今後の目標はすみれSor弥生賞→皐月賞→ダービーですね。
鞍上がサートゥルナーリアに取られたので未定ですが、先行が上手い騎手に乗って欲しいです。
(川田騎手、藤岡祐騎手あたり)
サートゥルナーリア以外には大威張りできると思います。
2番人気以下、もしくはフラット~先行馬有利の馬場なら本命を打ちます。
1番人気かつ先行馬不利の馬場の時は印は下げます。
3着 ニシノデイジー
終始サートゥルナーリアの後ろに付け、最内から内目を伸びて3着でした。
良い競馬でしたがちょっと丁寧に乗りすぎましたね。
レースを振り返ると。
スタートして2番手内目サートゥルナーリアの後ろの番手で最内に付ける。
(馬は終始行きたがる)
3コーナーでサートゥルナーリアが最内に移動→後ろの最内ニシノデイジーが少し距離を置く
4コーナーで距離を詰めるがサートゥルナーリアが動かないため進路がない。
残り300mで前が開いてジリジリ脚だったが坂で伸びて3着。
東京スポーツ杯はフロックでは無い事を証明しましたね。
このレベルで走れますね。
道中不利はありましたが、経済コースを通っていた為±0です。
次走は弥生賞です。
前哨戦なら勝ち負けできますね。
イン突きが出来る事がこの馬の強みです。
外枠かつ人気が背負った時は疑ってかかります。
(弥生賞で外枠、皐月賞で内枠だとオッズ的には美味しそう。)
4着 コスモカレンドゥラ
スタートは普通も外枠からハナを取りに行く。
マイペースで先頭を走り、直線では入口で交わされるも粘って4着。
展開や枠が味方するとこのレベルでも通用しますね。
逆に有利な条件が無いとあっさり負けると思います。
ただ中山で外枠で逃げて4着に粘ったのは評価できます。
次走は未定ですが弥生賞でしょうかね。
出来れば小回りとか前が有利な馬場で戦って欲しいです。
5着 ブレイキングドーン
勝ちに行く競馬をしましたが、直線で伸びませんでしたね。
レースを振り返ると。
スタートして前目に行く馬が多かったので少し抑える。(4番手内目)
道中は馬は終始行きたがるのをなだめつつ、残り800mで進出し捲っていく。(2番手中目→1番手中目)
直線で先頭に並ぶも伸びずジリジリと粘る。
内枠から勝ちに行く競馬をしてこの結果なのであまり過大評価はしない方がいいですね。
成長に期待です。
6着以下で思ったこと。
6着 ヴァンドギャルド
勿体ないの一言ですね。
レースを振り返ると。
スタートして馬なりで競馬。今までのレースで1番ポジションを取りに行かず8番手外目(後方2番手外目)へ。
向こう正面では7番手外目(後方2番手外目。位置取りは変わらない)
道中では外目を走ってコースロスをする。
残り700mで仕掛けて4番手外目まで押し上げる。
先に捲っている馬が居たため大外に出すのを止めて、中目に切り込み狭いスペースに入る。
直線で挟まれて不利を受け失速。
(ヒルノダカールが内側に斜行&サートゥルナーリアが外側に斜行→ブレイキングドーンがよれる&前のブレイキングドーンが伸びない)
立て直して伸びるも6着。
うーん。ダメダメですね。
中山なので捲ってズドンをやりたいのはわかりますが、C.デムーロ騎手は最後まで乗れていませんでした。
ズドンしたいなら大外から。
流石に大外過ぎたので中目を突くならワンテンポずらしてからが良かった気がします。
何もなければ2着争いをしていたと思うので勿体なかったです。
次走はきさらぎ賞です。
鞍上はM.デムーロ騎手です。
クリスチャンの文句は俺に言え!とばかりの活躍を見たいです。
1番人気で無ければ確勝クラスだと思います。
10着 マードレヴォイス
3コーナーで手綱が引かれましたね。
(サートゥルナーリアが最内に移動→後ろの最内ニシノデイジーが少し距離を置くと、中目ミッキーブラックが内目に移動したため挟まれた)
次走が500万下なら熟慮します。
【次走のねらい目】
サートゥルナーリア◎(能力◎鉄砲?ルメール〇本番はダービー)
アドマイヤジャスタ◎(前哨戦〇鞍上変更?枠・展開の助けが欲しい)
ニシノデイジー▲(イン突き〇外枠?枠の助けが欲しい)
コスモカレンドゥラ▲(馬場悪化〇内回り〇小回り〇枠・展開の助けが欲しい)
ブレイキングドーン△(内枠通るも伸びず)
ヴァンドギャルド◎(不利あり〇鞍上強化〇次走1番人気でなければ)
マードレヴォイス△(不利あり〇500万下なら。)
2018年最後のG1も外国人騎手&前目&内目の馬が勝ちましたね。
来年もこの流れは変わりそうに無いので上手い事、この流れに乗っていきたいです。